上海から南へ約300kmに位置する浙江省舟山群島の2箇所の農場(岱山農場、秀山農場)で、安心、安全、おいしいをモットーに様々な野菜を栽培しています。今年から、日本の高度な栽培技術と環境に優しいココピートを用いて、高糖度トマトやホワイトアスパラの栽培も行っており、主に上海や四川の大手日系スーパーを中心に販売しています。
フィリピンでは乳牛の飼育と、バナナの販売をメイン事業としています。
フィリピンの牛乳自給率は低く、90%以上を酪農大国のオーストラリア、
ニュージーランドからの輸入に依存しています。
現在、フィリピン中部のネグロス島での酪農計画では、州政府と協同で乳牛の搾乳量を増やすための試験を進めています。将来的には、フィリピン全土で牛乳、酪農製品を生産し、普及していく予定です。
南米パラグアイでは、弊社が所有する約26,000haの広大な土地の一部を利用し、
約2,500頭の肉牛を肥育、販売しています。
また、バイオマス資源としてユーカリに着目し、約10,000ha規模の植林を検討しています。世界第4位の大豆の輸出大国であるパラグアイの大豆搾油工場や、高まる紙パルプの需要に応えるためユーカリをペレットに加工し、供給する予定です。